インド人にびっくり!! 〜インド駐在員苦悩の日々〜

インドのハイデラバードで駐在を始めたサラリーマンのブログです

基礎知識編 ハイデラバード内の学校について

三部作のハイデラバード の学校について(妻代筆)も、今回で最終話。最後は学校システムの基礎知識について。

まず、ここインドで学年度は6月1日〜5月31日です。だから、そのクラスに属する子どもたちも、6月生まれがクラスで1番大きい子、5月生まれが小さい子。日本で言う早生まれ的なやつは、3〜5月生まれだね。
ただ学校によってはエイジフレキシブルと言って、一定の基準に従って本来の学年より下や上に入れることができるところがある。
インド人的にはできるだけ上の学年に入れたいみたいだけど、うちは娘が5月生まれでクラスで1番幼いのと英語への抵抗すごかったからいっこ下の学年を選んだ。

次に学年
Pre nursery(play group、nursery)・・・3歳
nursery(reception)・・・4歳
pp1・・・5歳
pp2・・・6歳
grade1・・・7歳
グレード1からは1年1学年なので、もうわかるよね。上限はグレード12だか14だか…定かでないので各々ググってください。
年齢は、その学年内にその年齢に達する子、ってこと。
んで、グレード1以下が幼稚園(primary school)です。幼稚園の学年の呼び方は学校によってカッコの中みたいに呼ぶところもあって、統一されてない。

そして、休日。
現地校は週休1日で日曜日だけが休み。でも学校によっては、土曜日も休みだったりする。うちの子は土日休み。
また、6月に学年開始して最初の長期休暇は9月末〜10月のダシャラ休暇。だいたい2週間くらい。その次は12月のクリスマス休暇。これも2週間くらい。その次は夏休み。これが4月、5月の2ヶ月間ある。
間にちょこちょこ休みはあるけど、大まかにはそんなものかな?
でも学校によってはこのサイクルから外れてるところもあります。インターとかね。

さらに、学校の探しかた。
じゃあどうやって学校を探すか。それは、一校一校電話して見学の予約をし、見学する。それだけ。
だがもちろん、予約をしてるのに担当者はノープラン。理念とかカッコイイことをしゃべり倒すが質問には答えない。なんなら人がいない。メールはスルー。
ので、見学したい時は必ず電話で担当の名前を確認し、今すぐ〜明後日くらいの予約をする。
聞きたいことはリストを作って質問し、疑問は全て解決してから帰ること。パンフレットは欲しいと言えば有料、もしくは入学決定後、もしくは存在しない。
娘の幼稚園を探すのに1人で6校見学した時は、再渡印直後だったこともあり刺激が強すぎて吐きそうだった。

最後に、インドの学校へ我が子送り出すにあたっての心構えは、クレームを言うことを恐れてはダメってこと。
子どもたちの学校生活を見てると面食らうんだよね、インド独特の価値観があるし。
私は家で娘に日本との違いを説明してるけど、基本はインドに合わせるように促すんよね。ここインドだし。
でも、怪我して帰ってきたり持ち物の紛失破損は証拠写真撮って、のらりくらりとはぐらかす先生を呼び出して具体的な改善案が提示されるまでクレームを入れ続ける。拙い英語で。沈黙の意味が日本とは異なるから。
私はマジで意地悪ババアになっちゃってるよ…トホホ…。もっとスマートなやり方あると思うけど、でもこれが私の精一杯なんだ。

それでは。